【チェンナイ(インド南部)時事】健康機器メーカーのオムロンヘルスケアは30日、インド南部チェンナイで同国初の工場が本格稼働したのに合わせ、内部を報道陣に初公開した。主力製品の血圧計を生産しており、今後1年で年間生産能力を現在の約10倍となる300万台に引き上げることを目指す。
同工場は昨年11月、生産ライン1本で操業を開始。今年10月に計5本まで増やし、インド向けに製品を供給している。敷地面積は2万4000平方メートルで、従業員数は約100人。
部品の大半は輸入に頼っているため、同社はインドでの調達も模索している。将来的には大型港のある立地を生かし、欧州などへの輸出拠点としたい考えだ。
人口14億人超のインドは高い経済成長を遂げる一方、食生活の欧米化もあり生活習慣病患者が増加している。同社はインドでの血圧計市場のシェアトップで約4割を握るが、家庭での普及率は5%以下という。岡田歩社長はまず血圧測定の大切さを広めていくことが大事だと話した。
2026年10月31日 04時54分
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