参院選の仕組み=比例投票は候補者名か党名【25参院選】



参院議員の任期は6年。3年ごとに半数が改選され、衆院のような任期途中の解散はない。定数は248で、改選数は選挙区74、比例代表50の計124。今回は東京選挙区の非改選の欠員1を補充する補欠選挙が「合併選挙」の形で行われるため、計125議席が争われる。

選挙区は45で、基本は都道府県単位。人口の少ない隣同士の県を一つにする合区が「鳥取・島根」「徳島・高知」の二つある。改選数1の「1人区」はこれらを含め32。2人区、3人区、4人区が四つずつで、東京は6人区となっている。有権者は候補者名を書いて投票し、得票順に当選者が決まる。

東京は欠員補充を含めて7人が当選するが、最後の1人は任期が3年となる。

比例は、有権者が候補者名か政党・政治団体名で投票。その合計が各党・団体の得票となり、ドント式により議席が配分される仕組みだ。当選者は個人名の得票が多い順に決まる。「特定枠」を設け、優先的に当選する候補者を指定することもできる。

2025年07月03日 09時13分

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