今年度5回目の放出終了=東電福島第1原発の処理水



東京電力は17日、福島第1原発にたまる放射性物質トリチウムを含む処理水について、今年度5回目の海洋放出を終了したと発表した。東電や国などによる調査では、海水や水産物のトリチウム濃度は国の基準値を大幅に下回っている。

5回目は先月30日に開始。計約7800トンを大量の海水で薄め、海底トンネルを通じて約1キロ沖合に流した。昨年度と同様に、7回で計約5万4600トンを放出する。

〔写真説明〕東京電力福島第1原発=2024年3月、福島県

2025年11月17日 15時36分


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