茨城県は21日、最高においしい県産米を選ぶ「第5回いばらき米の極み頂上コンテスト」の最終審査を実施し、有機米部門は石岡市の藤井弘文さん(69)がつくった「コシヒカリ」、レギュラー米部門は大子町の菊池幸一さん(73)による「ゆうだい21」がそれぞれ最優秀賞に初めて輝いた。いずれも甘さが特徴で、炊かれたご飯を食べた審査員から絶賛された。2026年1月、東京・銀座の県アンテナショップで販売予定。
県によると、茨城は全国有数の米産地ながら、知名度不足が課題となっている。コンテストでは、有機米部門が24年の前回大会から設けられた。県は、輸出用など特色のあるコメの作付けを推進している。県産品販売課は「安全安心でおいしいコメをアピールしたい」と話している。
2025年11月28日 16時19分
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