ラオスとの「関係の発展実感」=愛子さまが帰国



天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは22日午前、ラオスから民間機でベトナムを経由し成田空港に到着、帰国された。愛子さまにとって初の外国公式訪問で、宮内庁を通じて感想を公表。日本とラオスの友好親善関係が「人々の交流を通じて育まれ、発展してきたことを実感しました」とつづった。

今年は両国の外交関係樹立70周年の節目で、滞在中にはトンルン国家主席を表敬訪問し、パーニー国家副主席主催の晩さん会に出席した。感想の中でおもてなしに感謝し、国民からの歓迎へのお礼の言葉を記した。

ベトナム戦争の影響で今も残る不発弾問題の啓発施設「COPEビジターセンター」の視察に触れ、「日本の政府や民間の方々による息の長い支援が行われていることに感銘を受けました」とした。

武道センターや中高一貫校の見学などを通じ、「両国の豊かな交流が若い世代にもしっかりと根付いていることを心強く感じました」と振り返り、「皇室の方々の歩みを受け継いでいく思いを新たにするとともに、日本とラオスの友好親善と協力の関係がより一層進展することを心から願っています」と結んだ。

〔写真説明〕ラオス公式訪問を終え、帰国された天皇、皇后両陛下の長女愛子さま=22日午前、千葉・成田空港(代表撮影)

2025年11月24日 09時20分


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