柏崎刈羽原発、再稼働容認へ=新潟県知事、21日に表明―東電では事故後初



東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)6号機について、同県の花角英世知事は21日、記者会見を開き、再稼働容認の意向を表明する。関係者への取材で分かった。来月2日に開会する県議会も同意するとみられ、再稼働に向けた条件はほぼ整う。実際に再稼働した場合、2011年の福島第1原発事故を受けて定められた新規制基準に合格した東電の原発では初となる。

未曽有の事故を起こした当事者としてより一層の安全確保が求められるだけでなく、現在も続く福島第1原発の廃炉作業への取り組みなど原発事業者としての適格性も問われ続けることになる。

関係者によると、使用前検査などが順調に進んだ場合、早ければ年度内にも再稼働できる見通し。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京電力柏崎刈羽原発=2024年8月、新潟県(AFP時事)

2025年11月21日 08時26分


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