
警察庁の楠芳伸長官は3日、東京電力福島第1原発を訪れ、テロなどの警戒に当たる警備部隊を視察した。取材に応じた楠長官は、ドローンの高性能化を脅威とし「装備や資機材の不断の見直しを行い、実戦的な訓練を積むことで警戒警備に万全を期す」と述べた。
楠長官はテロ警戒などに当たる原発特別警備部隊の隊員4人を激励。東電の廃炉作業の責任者から、作業状況や処理水の海洋放出の手順について説明を受けた。
〔写真説明〕東京電力福島第1原発の警備状況の視察を終え、取材に応じる警察庁の楠芳伸長官=3日(代表撮影)
2025年12月03日 17時43分