俳優の清水尋也被告、罪認める=大麻所持、拘禁刑1年求刑―東京地裁



乾燥大麻を所持したとして麻薬取締法違反罪に問われた俳優の清水尋也被告(26)の初公判が8日、東京地裁(宮田祥次裁判官)であり、清水被告は起訴内容を認めた。検察側は拘禁刑1年を求刑し、弁護側は執行猶予を求めて即日結審した。判決は19日。

被告人質問で清水被告は「プライバシーや仕事のプレッシャーに精神的な負担を感じていた」と動機を語った。

検察側は論告で、遅くとも22歳の頃から大麻を使い始めたと指摘。知人を通じて入手し続けるなど「常習性が認められる」と主張した。

弁護側は最終弁論で、少量の所持で悪質とは言えないなどと訴えた。最終意見陳述で清水被告は「たくさんの方々にご心配、ご迷惑をおかけして強く反省している。本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

起訴状によると、清水被告は9月3日、東京都杉並区の自宅で乾燥大麻約0.4グラムを所持したとされる。

公式サイトによると、清水被告は東京都出身。映画「東京リベンジャーズ」など数々の映画やドラマに出演した。

〔写真説明〕東京地裁

2025年12月08日 12時10分


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