空自機の「妨害」否定=木原官房長官、中国に反論



木原稔官房長官は8日の記者会見で、中国軍機による航空自衛隊機へのレーダー照射事案に関し、空自機の「妨害」行為があったとする中国側の主張に反論した。「自衛隊機が中国機の安全な飛行を深刻に阻害したとの指摘は当たらない」と述べた。

木原氏は、照射を受けた空自のF15戦闘機は安全な距離を保ち、対領空侵犯措置の任務に当たっていたと強調。「米国を含む各国に対し、わが国の立場を適時適切に説明・発信していく」と述べた。レーダー照射を「危険な行為」として改めて非難し、「今後も冷静かつ毅然(きぜん)として対応していく」と表明した。

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2025年12月08日 11時10分


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