
不動産所有者に成り済まし、所有権の移転登記をしたとされる事件で、逮捕された司法書士の松本稜平容疑者(34)が、ほかにも大阪市内の2カ所の登記手続きに関わったとみられることが15日、関係者らへの取材で分かった。
いずれも所有者に成り済ます手口で所有権移転登記が無断でされたが、民事訴訟などを経て登記が抹消され、元の状態に戻った。松本容疑者は「地面師」グループの一員だったとみられ、大阪府警は経緯を調べている。
関係者や裁判資料などによると、松本容疑者が関与したとみられる手続きは、大阪市浪速区日本橋と同市中央区森ノ宮中央にある土地と建物に関する不動産登記。申請名義人はいずれも松本容疑者で、法務局にはうその印鑑登録証明書や、所有者本人であることを証明する「本人確認情報」が提出されていた。松本容疑者は成り済まし役に対して本人確認を行っていたとみられる。
〔写真説明〕大阪府警本部=大阪市中央区
2026年01月15日 11時42分