ドラレコで違反確認、AI活用も=取り締まり不正で再発防止通達―警察庁



神奈川県警の交通違反取り締まりの不正問題で、警察庁は20日、再発防止に向け、各警察に取り締まりを点検する指導役を置くことや、ドライブレコーダー映像による適正さの確認などを求める通達を出した。人工知能(AI)など先端技術を活用した検挙手法や資機材の検討も進める。

警察庁は、背景に事故抑止に重点を置くという基本意識の欠如や、誤りを指摘しにくい職場環境があったと分析。各警察に、適正な手順や書類作成を指導する巡回チームや、取り締まりに疑問を感じた警察官が相談できる内部窓口の設置を求めた。

また、違反を否認する運転手が求めた場合、違反車両のドラレコ映像で確認することや、苦情相談への対応強化も指示した。

今後、捜査車両のドラレコ映像や、検挙状況を撮影した写真によるチェックも検討し、AI判定など先端技術を使った客観的な手法も研究する。同庁幹部は「見直すべきは見直す。取り締まりが効果を挙げるには、適正な実行と信頼回復が不可欠だ」と話した。

〔写真説明〕警察庁=東京都千代田区

2026年02月20日 14時54分


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