東京電力は24日、福島第1原発にたまる放射性物質トリチウムを含む処理水について、今年度最後となる7回目の海洋放出を完了したと発表した。来年度は計8回を計画。計約6万2400トンを約1キロ沖合から流し、トリチウム総量は計約11兆ベクレルの見通し。
今年度は前年度と同様、1回当たり約7800トン、7回で計約5万4600トンを放出した。劣化した貯留タンクの修繕などのため、比較的濃度の高い処理水を流したことから、トリチウム総量は計約16兆ベクレルに上った。
昨年7月にロシア・カムチャツカ半島付近で起きた地震の津波で警報が発令され、作業が一時停止するなどしたが、全体の計画に影響はなかった。
2026年03月24日 16時42分
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