iPS心筋、カテーテルで注入=慶大発ベンチャー、患者の負担減



慶応大発のベンチャー企業「ハートシード」(東京都港区)は12日、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製した心筋細胞の塊(心筋球)を、カテーテルで重症心不全患者に注入する臨床試験(治験)を実施したと発表した。外科手術を必要としない新たな治療法で、患者の負担減が期待されるとしている。

治験は3月下旬、信州大医学部付属病院で拡張型心筋症の70代男性患者に実施された。経過はおおむね良好で、既に退院したという。2029年までに計14人に実施し、安全性や心機能の改善効果などを検証する。

2026年06月12日 17時14分

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