イリソ電子工業、下請法で勧告=コネクター用金型の無償保管―公取委



東証プライム上場の電子部品メーカー「イリソ電子工業」(横浜市)が車載機器などをつなぐコネクターの製造に使う金型などを下請け業者に無償で保管させていたとして、公正取引委員会は24日、下請法違反(不当な経済上の利益の提供要請)を認定し、保管費用の支払いや再発防止を求める勧告を出した。

公取委によると、同社は遅くとも2024年6月以降、下請け34業者に長期間発注していないコネクター部品用の金型など計508個と、試作品用の金型など計313個を無償で保管させていた。金型の重さは標準的なもので約160キロ。30年以上保管させていたものもあった。

同社は公取委の調査を受け、保管費用の支払いについて、下請け業者と協議を始めているという。「勧告を真摯(しんし)に受け止め、再発防止に取り組んでいく」としている。

〔写真説明〕公正取引委員会=東京都港区

2026年07月24日 19時02分


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