特捜検事不祥事「あり得ない話」=非難の声相次ぐ―法務・検察幹部ら



東京地検特捜部に所属していた西田将仁検事(48)が捜査対象だった女性と不適切な関係を持ったとの前代未聞の不祥事に、法務・検察幹部からは「あり得ない話だ」「国民の信頼を失う」などと非難の声が相次いだ。

「許されるものではない」。29日午後、西田検事の懲戒免職を発表した東京地検の市川宏次席検事はそう突き放し、退職金も全額支給しないと明らかにした。一方、女性への捜査については「問題はなかった」と強調した。

ある幹部は、特捜部での働きぶりから「期待を寄せられる立場だっただけに残念でならない」と悔やんだ。

検察では近年、不適正な取り調べや元検事正の性的暴行事件など、不祥事が相次いで発覚している。別の幹部は「検察の信頼を大きく損なったと言っても過言ではない。信頼回復にどう取り組めば…」と肩を落とした。

かつての職場を憂慮する検察OBも。特捜部在籍経験のある弁護士は「事件関係者と連絡を取ろうとは、普通は思わない」と指摘。「あのような人物を特捜部の責任ある立場に配置したことを組織として反省すべきだ」と批判した。

〔写真説明〕検察庁などが入る中央合同庁舎第6号館=東京都千代田区

2026年07月29日 20時33分


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