熊本県で最大震度7を観測した地震から4日目となる31日も、消防や警察などは安否不明者の捜索を続けた。県災害対策本部によると、関連調査中を含む死者は35人。生存率が急激に下がるとされる地震の発生から「72時間」が迫り、不明者の発見に全力を挙げた。猛暑の中、9000人以上が避難生活を送っており、県などは熱中症に警戒を呼び掛けている。
爆発事故で2階部分が崩落したイオンモール熊本(嘉島町)では、これまでに12人が救助され、7人の死亡が確認された。警察、自衛隊、消防はがれきの撤去作業を進め、取り残されている人がいないか捜索した。
県災対本部によると、30日午後7時時点で390カ所に避難所が開設され、9196人が身を寄せた。避難所を利用せず車中泊をする人も多く、被災地では最高気温が35度以上の猛暑日となる所が続出している。
県は熱中症やエコノミー症候群予防で、こまめな水分補給などを推奨するチラシを作成し、避難所などで配布。ホームページやSNSでも対策を促している。
停電は31日夕にも一部を除き復旧する見通しだが、断水は7万9700戸に上る。同日朝からは、九州新幹線の博多―熊本間の運転が本数を減らして再開した。
地震は28日午後4時27分ごろ発生。熊本地方を震源とし、宇城市と氷川町で震度7、八代市や熊本市、嘉島町などで震度6強を観測した。
2026年07月31日 09時41分
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