蓮池薫さん母ハツイさん死去=94歳、拉致家族会で活動



北朝鮮による拉致被害者、蓮池薫さん(68)の母ハツイさんが7日、誤嚥(ごえん)性肺炎のため、新潟県柏崎市内の病院で死去した。94歳だった。葬儀は11日に近親者のみで行う。

薫さんは大学生だった1978年、恋人だった妻祐木子さん(70)と共に柏崎市の海岸で拉致された。ハツイさんは夫の秀量さん(98)と共に家族会などで活動。小泉純一郎首相(当時)に官邸で面会したり、訪米したりして救出を訴え、2002年に帰国した薫さんと24年ぶりの再会を果たした。

遺族によると、ハツイさんは病気を患いながらも「政府は何をしているんだ」と、拉致問題の解決が見えない事態に憤っていたという。

一緒に家族会を立ち上げた拉致被害者、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母早紀江さん(90)はハツイさんについて、取材に「小泉さんに強く訴え、しっかりした方だった。こういう風に言わないといけないのだと思った」と語った。

〔写真説明〕蓮池薫さんの母、ハツイさん

2026年08月08日 15時42分


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