
在日米軍は9日、熊本地震の被災地支援のため、横田基地(東京都)から陸上自衛隊高遊原分屯地(熊本県)へ、KC130輸送機で飲料水約3万3000本(約16トン)を運んだ。自衛隊が物資の管理拠点に陸上輸送し、被災者の元に届ける。
グラス駐日米大使は同日、高遊原分屯地で輸送状況を視察した。続いて、在日米軍のスティーブン・ジョスト司令官と熊本県庁を訪れ、木村敬知事に「同盟国であり、友人である日本のために支援を提供でき、大変光栄。日本政府からの支援要請に応えられてうれしく思う」と伝えた。
在日米軍は2011年の東日本大震災で、大規模な支援活動「トモダチ作戦」を展開。16年の熊本地震や24年の能登半島地震でも、輸送機などを使って救援物資を運んだ。
小泉進次郎防衛相は報道陣の取材に対し、在日米軍による支援について「日米同盟の絆の強さと、平素から培ってきた協力関係が、被災者支援の場面でも実際に機能していることを示すものだ」と述べた。
〔写真説明〕在日米軍の輸送機で陸上自衛隊高遊原分屯地に運搬された支援物資の飲料水=9日午後、熊本県益城町
〔写真説明〕在日米軍による熊本県への支援物資輸送について、記者会見で説明する小泉進次郎防衛相(左)=9日、神奈川県
2026年08月09日 17時47分