プレサンス国賠、来年1月に中間判決=元社長「証拠全体で評価を」―大阪高裁



学校法人の土地売却を巡る業務上横領事件で大阪地検特捜部に逮捕・起訴され、無罪が確定した不動産会社「プレサンスコーポレーション」(現プレサンス、大阪市)の山岸忍元社長(63)が、国に7億7000万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審第1回口頭弁論が17日、大阪高裁であった。市川多美子裁判長は来年1月27日を中間判決の期日に指定し、国の賠償責任の有無について判断を示すとした。

一審大阪地裁は昨年3月の判決で、山岸氏の起訴について「後から見れば批判を受けるべき部分があることは確かだ」と指摘。その上で、「行き過ぎとまでは言えない」と述べ、違法性を否定した。

山岸氏側は地裁判決について、控訴理由書で「最高裁判例よりも著しく厳格な違法性認定の基準を設定した」などと批判。国側は控訴棄却を求めた。

山岸氏は17日の意見陳述で「地裁判決は、客観的証拠や取り調べの問題点をばらばらに切り離し判断した。証拠全体を評価すれば検察の判断の誤りは明らかだ」と訴えた。

〔写真説明〕記者会見する不動産会社「プレサンスコーポレーション」(現プレサンス)の山岸忍元社長(左)=17日午後、大阪市 〔写真説明〕大阪高裁=大阪市北区

2026年09月17日 18時41分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース