ノーベル賞級論文の引用栄誉賞、日本からは九大・安達氏



国際的な学術情報会社クラリベイトは17日、ノーベル賞級の研究成果を挙げ、その論文が他の論文に数多く引用された22人を、2026年の「引用栄誉賞」に選出したと発表した。日本からは物理学分野で、九州大主幹教授の安達千波矢氏(62)が選ばれた。

安達氏は、非常に高い効率で光を放つ次世代有機EL(エレクトロルミネッセンス)の発光素子「TADF」を開発。イリジウムや白金といった高価なレアメタル(希少金属)を使わない低消費電力、高輝度、長寿命の薄膜発光素子として、スマートフォンやテレビの画面などへの応用が期待されている。

受賞者は後にノーベル賞に選ばれる例が多く、昨年ノーベル賞を受賞した坂口志文、北川進の両氏も、過去に引用栄誉賞を受けている。

〔写真説明〕2026年のクラリベイト引用栄誉賞を受賞した九州大の安達千波矢・主幹教授(右)=17日午後、東京都港区

2026年09月17日 18時33分


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