「主人公が忍び込んできた」=役所さん主演作で会見―カンヌ映画祭



【カンヌ時事】フランスで開催中の第76回カンヌ国際映画祭で、映画「パーフェクトデイズ」に主演した役所広司さんが26日、ビム・ベンダース監督らと記者会見し、今作は「謎の多い脚本」だったものの、主人公が「何となく自分の中に忍び込んで来てくれた」と役づくりを振り返った。

「パーフェクトデイズ」は東京が舞台。渋谷で働く寡黙な公共トイレ清掃員が、繰り返しの日々の中で抱える思いを淡々と描いた。最高賞のパルムドールを競うコンペティション部門に出品されている。結果は27日の授賞式で発表される。

〔写真説明〕カンヌ国際映画祭のコンペティション部門出品作「パーフェクトデイズ」について記者会見する、主演の役所広司さん(左)とビム・ベンダース監督(中央)、共演者の中野有紗さん=26日、フランス・カンヌ

2023年05月26日 21時06分


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