架空の特別損失を計上し、法人税など計約1億500万円を脱税したとして、大阪地検特捜部は2日、法人税法違反などの罪で、太陽光発電会社「伸和工業」(大阪市天王寺区)元社長の西村浩容疑者(62)=東京都中央区=と法人としての同社を起訴した。
起訴状などによると、西村容疑者は2021年8月期の確定申告書を提出する際、架空の特別損失を計上する方法で、所得約4億1000万円を秘匿。法人税と地方法人税計約1億500万円を免れたとされる。
〔写真説明〕大阪地検=大阪市福島区
2024年10月02日 17時24分