東京・練馬の民家で強盗=2人組か、60代男性けが―警視庁



30日午前2時50分ごろ、東京都練馬区大泉町の民家から「強盗です。首を絞められた」と110番があった。警視庁石神井署員が駆け付けたところ、住人の60代男性が顔から出血するなどしていたが、命に別条はないという。「現金がなくなった」と話しており、同署は被害品の特定を急ぐとともに、強盗致傷事件とみて捜査している。

同署によると、男性は1人暮らしで、2階で就寝中に突然、懐中電灯を持ち、目出し帽をかぶるなどした2人組の男に首を絞められ、殴られたという。窓が壊されており、玄関は施錠されていなかった。

2人組は無言のまま、徒歩で逃走。いずれも若者とみられ、1人は白っぽい服装、もう1人は黒っぽい服装をしていた。

現場は西武池袋線大泉学園駅から北東約2キロの住宅街。近くに住む60代女性は「怖い。しっかり戸締まりをしないと」と話した。現場の民家から数百メートルに住む会社員の男性(56)は「まさかこんな近くで強盗が起きるとは」と驚いた様子だった。

練馬区大泉町では9月にも戸建て住宅を狙った強盗致傷事件が起き、実行役ら6人が逮捕されている。

〔写真説明〕強盗致傷事件があった民家を調べる警視庁の捜査員=30日午前、東京都練馬区

2024年11月30日 12時31分


関連記事

政治・行政ニュース

社会・経済ニュース

スポーツニュース