サッカー日本フットボールリーグ(JFL)、鈴鹿の元日本代表FW三浦知良(58)のプロ40年目を祝う記念試合が6日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場で行われた。
三重とのダービー戦。カズは今季初先発で最前線の中央に入り、味方のスローインから相手と体を入れ替えてスルーパスで好機をつくったほか、中盤に下がって攻撃の組み立てに関わった。得点はなく、前半のみで退いた。試合は3―3で引き分け。
自身のJFL最年長出場記録を58歳130日に更新した。試合後、現役生活へのモチベーションについて「技術的な面でうまくなりたい。試合に出て活躍したいとの思いが、20代、30代の時よりも強くなっている」と説明。「続けられるなら、還暦とは言わず、サッカー選手というものをずっと職業にしていたい」と目を輝かせた。
カズは高校を中退して単身ブラジルに渡り、1986年に名門サントスとプロ契約した。
【時事通信社】
〔写真説明〕三重戦の前半、プレーする鈴鹿の三浦知良(右)=6日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場
〔写真説明〕三重戦に臨む三浦知良(後列右端)ら鈴鹿の選手=6日、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカー・ラグビー場
2025年07月06日 22時20分