取っては取られるシーソーゲームに決着をつけたのは、日本ハムの清宮幸だった。3―4の八回に逆転の2点三塁打。ヒーローインタビューでは「ファンの皆さんの声がすごく聞こえていた。その歓声が一押ししてくれたかな」と笑顔を見せた。
2死から郡司が中前打、石井が四球を選び、好機で打席が回った。152キロを捉えた打球は右中間を抜け、走者2人が生還。先発した同学年の北山が粘りながらも八回途中で降板しており、「責任を感じていた。絶対に北山のために打ってやると思っていた」と仲間への思いを口にした。
1ゲーム差で迎えたソフトバンクとの首位攻防3連戦。初戦を落とし、首位の座を明け渡していた。一夜で奪い返し、新庄監督は「きょうはうれしいね」とご満悦だった。
【時事通信社】
〔写真説明〕8回、逆転の2点三塁打を放ち、喜ぶ日本ハムの清宮幸=30日、エスコンF
〔写真説明〕8回、逆転の2点三塁打を放つ日本ハムの清宮幸=30日、エスコンF
2025年07月30日 22時49分