【パリ時事】世界陸連は30日、女子種目に出場する選手が生物学的な性別を判定する遺伝子検査を受ける新ルールを、9月1日から導入すると発表した。選手はキャリアで1度に限り検査を受けることになる。世界選手権東京大会(9月13日開幕)でも適用される。
世界陸連によると、東京大会に向けた検査は各国・地域の陸連が自らのチームで実施。血液か口腔(こうくう)内の検査で、男性を特徴付けるY染色体上の「Sry遺伝子」が含まれているかを調べる。東京大会に出場するには、9月1日までに検査をクリアする必要がある。
【時事通信社】
2025年07月31日 07時42分
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