世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級新王者の高見亨介(帝拳)が世界初挑戦を終えた翌日の31日、東京都内で記者会見し、「まだベルトが手元になく実感がない。やっと普通の生活に戻れる」と柔和な表情で語った。23歳の高見は王者エリック・ロサ(ドミニカ共和国)を10回TKOで破った。
「(10回に)最初のダウンを奪って、死に物狂いで仕留めにいった」と振り返った。今後は複数階級制覇が目標。年内の試合を最後にフライ級に転向する意向を示し、「自分のスタイルを確立させ、倒し切れるボクサーでありたい」と将来像を話した。
【時事通信社】
〔写真説明〕WBAライトフライ級新王者となり、記者会見する高見亨介=31日、東京都文京区
2025年07月31日 18時03分