陸上女子100メートル障害で9月の世界選手権東京大会出場を目指す田中佑美(富士通)が31日、茨城県つくば市の筑波大陸上競技場で練習を公開し、「自分にできるのは、できるだけ良いコンディションに持っていくこと。今できることに集中したい」と語った。
日本選手権を12秒86で初制覇し、代表入りに前進。今後は国内で調整し、8月には福井で行われる競技会で世界陸上の参加標準記録(12秒73)突破を目指す。この日の練習ではハードルを跳ぶ際の動きの確認やウエートトレーニングで体を動かし、「最大限の準備をして、(記録は)出る時には出る、という気持ちで取り組みたい」と落ち着いた様子で話した。
【時事通信社】
〔写真説明〕練習を公開した陸上女子100メートル障害の田中佑美=31日、茨城・筑波大陸上競技場
〔写真説明〕練習を公開した陸上女子100メートル障害の田中佑美=31日、茨城・筑波大陸上競技場
2025年07月31日 16時17分