日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターが8日、委員長を務める技術委員会後に取材に応じ、来年のワールドカップ(W杯)で日本の拠点となるベースキャンプ地選びについて「スタッフが視察し、絞っていく段階。今までの準備も生かして決めていきたい」と話した。1次リーグF組の日本はオランダとの初戦を米南部のダラス、チュニジアと当たる第2戦をメキシコのモンテレイ、欧州プレーオフ勝者との最終戦をダラスで行う。
各チームは国際連盟(FIFA)が提示した候補地から選ぶ。日本のスタッフは1年半以上前から視察を繰り返し、5日の組み合わせ抽選会後には森保一監督も候補地を巡っている。山本氏は、気候や移動距離に加えて「ホテルの環境や練習場との距離など、日常はすごく重要」と語った。
【時事通信社】
2025年12月08日 21時04分
sports