アルペンスキー男子で、五輪4大会出場の佐々木明(44)=ラッチ=が、来年2月のミラノ・コルティナ五輪出場に向けた挑戦を終了すると表明した。8日に自身のSNSを更新し、「ここまでの人生で最も輝けた時間となった。やり切った」などとつづった。
北海道出身の佐々木はワールドカップ(W杯)回転で日本勢最高の2位に3度入った実績を持ち、4度目の五輪となった2014年ソチ大会後に競技の第一線を退いた。40歳だった22年に5度目の五輪出場を目指して復帰を表明。今季は全日本スキー連盟の強化指定選手に入ったが、昨年の自転車での転倒事故による後遺症に悩まされていた。
【時事通信社】
2025年12月08日 21時37分
sports