大の里、焦りが生んだ3連敗=初めて味わう挫折―大相撲初場所



自らの相撲を悔いるように膝に手をつき、うなだれた。取り直しの一番で大の里が詰めを欠き、今場所3個目となる金星を熱海富士に配給。支度部屋では「もう一回、集中して頑張る」と何度も繰り返した。

右の相四つの相手に最初の一番と同様に右を固めて当たったが、十分にならないまま出て、回り込まれて逆転を許した。痛めた左肩の影響もあってか、本来の姿を披露できない今場所。得意の馬力を出せず、白星が遠い状況が焦りを生んでいる。

3連敗は、新入幕だった2年前の初場所以来。スピード出世を続け、所要13場所で横綱昇進を果たした大器が味わう初めての挫折と言える。八角理事長(元横綱北勝海)は「一皮むけるか、試練だと思う。これでまた、成長してくれると思う」と奮起を促す。

戦う気持ちが切れていないかの問いに「もちろん」と返答。2敗のトップに5人が並ぶ混戦の中、星の差は二つのままだ。番付の最高位に立つ者としてこれ以上、ぶざまな相撲を取ることは許されない。11日目の土俵に上がるのか。

【時事通信社】 〔写真説明〕大の里(奥)は熱海富士に押し出され、4敗目を喫す=20日、東京・両国国技館

2026年01月20日 21時18分


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