
団体の男子SPは、鍵山の独壇場となった。自己ベストに迫るスコアで、最大のライバルであるマリニンに10点以上もの差を付けてトップに。米国との順位点の差を縮め「チームに貢献できたことが一番うれしい」と笑顔がはじけた。
三つのジャンプは流れるように着氷した。ジャンプを終えた後のステップも大きな見どころ。表情豊かに、音楽にぴたりと合わせた滑りは圧巻だった。気分も高まり「この舞台で遊ばずにはいられない」と、とっさに両手を挙げて観客をあおる余裕も。大歓声の中で踏んだ軽やかなステップは、ジャッジ9人全員が5点満点の出来栄え点(GOE)を付けた。
10点満点でスケーティング技術などを評価する演技構成点では「プレゼンテーション(表現力)」の項目で満点を付けたジャッジも。磨いてきた部分が評価された。
鍵山が108点台を出したのは、今季のグランプリ・ファイナルと4年前の北京五輪。「こっちに来てから、うまくいっている感覚がすごくある。五輪と相性がいいのかな」。日本のエースとして立つ大舞台を存分に楽しんでいる。
【時事通信社】
〔写真説明〕フィギュアスケート団体、男子ショートプログラムで演技する鍵山優真=7日、ミラノ郊外
〔写真説明〕フィギュアスケート団体、男子ショートプログラムで演技する鍵山優真=7日、ミラノ郊外
2026年02月08日 08時20分