高梨、初戦は振るわず=「償い」の舞台、始まる―ジャンプ〔ミラノ・コルティナ五輪〕



高梨は1回目で92メートルの14位と出遅れた。2回目は96メートルを飛んで順位を上げても、上位は遠かった。4大会連続の五輪で初めての2桁順位となる13位。「渋いジャンプになってしまったが、2回目はベストは尽くせたかな」と納得の表情を見せた。

前回の北京大会の混合団体。スーツの規定違反により失格となった。「やってはいけないことをしてしまった」。一度は本気で引退を考えたが、周囲の励ましに背中を押され、現役続行を決めた。「やめることが償いになるとは思えなかった」

逃げずに戦うことを選んだ4年間。北京五輪シーズンを最後にワールドカップ(W杯)での勝利はなく、昨季は14シーズン目で初めて表彰台に立てなかった。今季もここまで3度の4位が最高。「現実的にはメダルを取れる実力でないことは分かっている。何かのきっかけで変われる自分に期待してやってきた」。結果が出なくても、その先に光が見えると信じて五輪の舞台に立っている。

自身以来となる銅メダルを獲得した丸山を笑顔で出迎えた。「自信を持って飛べるかでメダルは決まる。それを体現するジャンプを見ることができ、次に向かう勇気をもらえた」。後輩の活躍も力にして、次こそは会心の飛躍を決める。

【時事通信社】 〔写真説明〕ノルディックスキー・ジャンプ女子個人ノーマルヒル、2回目の飛躍を終えた高梨沙羅=7日、プレダッツォ 〔写真説明〕ノルディックスキー・ジャンプ女子個人ノーマルヒル、高梨沙羅の1回目の飛躍=7日、プレダッツォ(ロイター時事)

2026年02月08日 10時43分


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