
ロッテのキャンプは1日が長い。午後に全体練習が終わった後も、多くの選手が居残りでトレーニングをする。秋季キャンプに続き、猛練習を課しているサブロー新監督は「失敗を恐れず、挑戦する精神力につなげてほしい」。最下位からの巻き返しを期し、チーム全員に奮起を促す。
野手は初日から厳しいメニューをこなした。午後は全員参加で、速いテンポで振り込む「強化ティー」。昨季新人王の西川は「めちゃくちゃ疲れた。胸筋も腰も痛い」と振り返った。
自ら進んで練習量を増やす選手もいる。昨季、不振に苦しんだ中村奨は打撃練習を追加。「きついが、やるべきことをやるだけ」。本来は外野だが、出場機会の確保のため三塁にも挑戦する山本は、臨時コーチの松井稼頭央さんから教わった捕球動作を黙々と確認し、「基礎が分かっていないのでたくさんやる」。
リーグ優勝は2005年が最後。当時主力だったサブロー監督の考えに、選手も呼応して豊富な練習量を消化している。「仕上がりが早過ぎて、こっちからストップをかける選手もいる」。実際に休養日前日の3日は軽めの内容で切り上げ、ファンサービスのサイン会を実施した。「メリハリをつけて、疲れている時はサイン会にする」。選手のコンディションに目を光らせつつ、じっくりと鍛えていく。
【時事通信社】
〔写真説明〕守備練習を見詰めるロッテのサブロー監督(奥)=5日、宮崎県都城市
2026年02月09日 07時04分