東京株、一時3000円超上昇=5万7000円台、「高市トレード」再燃



週明け9日の東京株式市場は、衆院選の自民党圧勝を受けて買いが広がり、日経平均株価の上げ幅は一時、前週末比3000円を超えた。景気刺激的な政策を期待した「高市トレード」が再燃した。日経平均は取引時間中の最高値を大幅に更新し、5万7000円を上回る場面もあった。午前11時現在は2435円82銭高の5万6689円50銭。

衆院選で与党が「想定以上の圧勝」(国内証券)を収め、政権基盤が安定して積極財政による景気刺激的な政策が進むとの期待が拡大。取引開始直後から幅広い銘柄が買われた。

外国為替市場の円相場は、朝方に1ドル=157円台後半に下落した後、一時156円台前半まで上昇した。高市政権の積極財政によって将来の財政が悪化するとの懸念などから円売り・ドル買いが優勢となったが、財務省の三村淳財務官が「市場を高い緊張感を持って注視するのみだ」と発言。政府・日銀による為替介入への警戒感が広がった。午前11時現在は156円63~63銭と前週末比25銭の円高・ドル安。

長期金利は上昇した。東京債券市場で指標となる新発10年物国債の流通利回りが一時、前週末比0.055%高い2.280%に上昇(債券価格は下落)した。

【時事通信社】 〔写真説明〕衆院選投開票日の翌日、5万7000円を超えた日経平均株価を表示するモニター=9日午前、東京都中央区

2026年02月09日 11時13分


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