スノーボードの三木、歩みに後悔なし=メダル届かず「自分の実力」〔ミラノ・コルティナ五輪〕



まさかの結果にも、感傷的に振り返らなかった。スノーボード女子パラレル大回転の三木は、決勝トーナメントの準々決勝で敗れて6位。昨季のワールドカップ総合女王がメダルにも届かなかった。

中学1年の時、キャリアのピークとして照準を定めたのが2026年の五輪だった。長く目指してきた場所で結果を残せなかったが、試合後は意外にもすっきりとした表情。「今の自分の実力だと受け止めることができている。何より、大舞台を楽しんで攻めることができた」。これまでの歩みに後悔がないからこその言葉だろう。

元インストラクターの父浩二さん(50)の影響で4歳からスノーボードを始めた。五輪を意識したのは8歳の時。スキー場で行われたイベントに10年バンクーバー五輪の男子パラレル大回転銅メダリスト、マチュー・ボゼト(フランス)が登場し、滑走する姿を目の当たりにした。「私もああいう風になりたい」

小学3年からは山ごもり生活。冬季は単身で長野県の民宿に滞在し、練習を重ねた。学校の勉強はその期間の分を秋までに先取り。目標達成のため、この生活を中学3年まで続けた。

浩二さんは「彼女は目標を決めたらひたむきにやれる。その努力の積み重ねが今につながっている」。22年北京五輪に出場し9位。その後の4年は苦難を乗り越え、金メダル候補と呼ばれるまでになった。

「これからの4年間もやればやるだけ速くなれる。どんな滑りができるか、今からわくわくしている」と三木。悔しさを振り払い、次の舞台に向かう。

【時事通信社】

2026年02月09日 14時37分

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