
大健闘の4位だった。1対1で滑るデュアルモーグル。島川は3位決定戦で敗れたものの、準々決勝で2022年北京五輪モーグル金メダルのバルベリ(スウェーデン)を撃破するなど、見事に勝ち上がった。「皆さんにメダルをお見せしたかったが、自分のやれることはすべてやり尽くした」。2季前からターンを見直しながらスピードを強化。その成果が大一番で表れた。
会社員とモーグルの「二刀流」。日々の業務をこなしながら競技に取り組んできた。入社当初、モーグルは北京五輪までの約束だった。しかし、代表落ち。大舞台への思いを諦め切れず「絶対に次は出場したい」と伝え、その熱意が通じて競技続行がかなった。「会社の方々が支えてくれたのが一番。皆さんが温かく見守ってくれたので、ここまで練習に打ち込めた」。4年分の感謝の思いを込めた滑りだった。
冬季競技が盛んな北海道の出身。幼い頃は札幌市のスキー場で育ち、同郷の大先輩たちの姿に憧れも抱いた。今回は自分が道民代表との思いも強かった。「いい滑りもできた。モーグルに興味を持ってくれる人が少しでも増えたら」。夢の大舞台で確かな達成感があった。
【時事通信社】
〔写真説明〕フリースタイルスキー男子デュアルモーグル3位決定戦、ゴールした島川拓也=15日、リビーニョ
〔写真説明〕フリースタイルスキー男子デュアルモーグル3位決定戦、ゴールした島川拓也=15日、リビーニョ
2026年02月15日 21時54分