
サッカー日本代表にとって、ワールドカップ(W杯)に向けて大きな懸念材料となっているのが故障者の続出だ。開幕直前まで欧州各国リーグやJリーグで激しい戦いが繰り広げられ、気が抜けない状況が続く。
年が明けて、代表を揺るがせたのが遠藤(リバプール)の負傷。2月の試合で左足を痛め、手術を受けた。W杯に間に合わせるためリハビリなどを進めるが、ぶっつけ本番となる可能性もある。
昨年末に左膝の大けがをした南野(モナコ)はW杯出場が絶望的。久保(レアル・ソシエダード)は実戦を離れ、ここにきて伊藤(バイエルン・ミュンヘン)も離脱。心配は尽きない。
明るいニュースもある。2月には冨安が新天地のアヤックスで、約1年4カ月ぶりにピッチに立った。「試合でしか得られないものがある。どれだけダッシュや、一人でのリハビリをやっていても、試合は別物」。出場時間を増やしながら実戦感覚を取り戻そうとしている。GK鈴木彩(パルマ)も復帰は近そうだ。
前回カタール大会も、ボランチや守備陣に多くのけが人を抱えていた。活躍した三笘(ブライトン)も体調不良のためチームへの合流は初戦直前だった。森保監督は「候補選手がけがをすることは痛手ではあるが、これまでもアクシデントが起きたときに対応してこられた」。総力が問われる戦いに向け、泰然と構えている。
【時事通信社】
〔写真説明〕負傷の影響が懸念される日本代表の遠藤=2025年11月、東京・国立競技場
2026年03月04日 07時09分