
赤沢亮正経済産業相は3日の閣議後記者会見で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定を巡り、東京都小笠原村南鳥島での文献調査実施に向け、同日午後にも同村へ申し入れを行うと明らかにした。
文献調査は処分地選定の第1段階に当たり、文献やデータなどから適切な地層かどうかを調べるもの。これまで北海道の寿都町と神恵内村、佐賀県玄海町で行われており、調査が始まれば全国4例目となる。
経産省幹部が同日午後、小笠原村役場を訪れ、渋谷正昭村長に申し入れる予定。赤沢経産相は「南鳥島は、(最終処分場の建設候補となり得る地域を示した)科学的特性マップで好ましい特性が確認できる地域とされている」と述べた。申し入れ後は村民向けの説明会を早期に開催する考えも示した。
【時事通信社】
〔写真説明〕東京都小笠原村の南鳥島=2012年11月
〔写真説明〕閣議後記者会見に臨む赤沢亮正経済産業相=3日午前、国会内
2026年03月03日 10時23分