ホルムズ海峡で原油輸送護衛=混乱軽減、保険提供も命令―米大統領



【ワシントン時事】トランプ米大統領は3日、米海軍が必要に応じ、ホルムズ海峡を航行する石油タンカーを護衛する方針を表明した。自らのSNSで「可能な限り速やかに開始する。米国はいかなる状況でも、世界へのエネルギーの自由な流通を確実にする」と強調した。

トランプ氏はまた、ペルシャ湾を航行する全ての船会社を対象とする適正価格の保険を提供するよう命じた。事実上封鎖状態にあるホルムズ海峡で、寸断が懸念される原油供給の混乱を軽減し、価格安定化を図りたい考えだ。

日本は中東地域に原油輸入の9割超を依存しており、大半がホルムズ海峡を経由する。イランメディアによると、同国の精鋭軍事組織「革命防衛隊」が通過船への攻撃を辞さない構えを示し、海運会社などは海峡付近での停泊や航路変更を余儀なくされている。

米イスラエルのイラン攻撃に伴い、保険料が高騰。欧米保険会社などの間では、中東湾岸地域の船舶に対し、保険の打ち切り通告や、有事の際の補償対象から外す動きが広がっている。

【時事通信社】 〔写真説明〕オマーン沖のホルムズ海峡で攻撃を受け、炎に包まれるパラオ船籍の石油タンカー=1日のSNSへの投稿より(AFP時事) 〔写真説明〕トランプ米大統領=3日、ワシントン(AFP時事)

2026年03月04日 09時10分


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