財務省が3日発表した2025年10~12月期の法人企業統計調査によると、全産業(金融業と保険業を除く)の経常利益は前年同期比4.7%増の30兆270億円だった。人工知能(AI)やデータセンターなどの需要拡大が寄与。5四半期連続の増益で、同期として過去最高額を更新した。
製造業は0.9%増の11兆3165億円。情報通信機械が52.9%増、電気機械が工場自動化の需要拡大で21.8%増だった。自動車などの輸送用機械は米関税政策の影響で6.4%減だが、減少幅は前期(14.0%減)に比べ縮小した。
非製造業は7.1%増の18兆7105億円。情報通信業が20.9%増だったほか、飲食店の価格改定が進みサービス業も20.7%増となった。
設備投資額も6.5%増の15兆3865億円と、同期として過去最高だった。プラスは4四半期連続。特に非製造業が、都市開発やデータセンター投資などで10.1%増の10兆1408億円と大きく伸びた。
全産業の売上高は0.7%増の400兆6499億円だった。
【時事通信社】
2026年03月03日 11時58分
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