最強チームでメダル獲得を=北京の悔しさ糧に―パラスノーボード



パラスノーボード日本代表は、チーム一丸でミラノ・コルティナ冬季パラリンピックでの躍進を目指す。昨年12月に静岡県で行われた雪上合宿。ムードメーカーの岡本圭司(牛乳石鹸共進社)が冗談を言って笑い声が起こったかと思えば、修正点を指摘し合う真剣な場面も。2大会連続出場の岡本は「みんなでつくりあげてきた4年間の集大成になる」と意気込む。

スノーボードは2018年平昌大会で正式競技となった。日本勢は同大会で成田緑夢が金と銅を獲得。しかし、成田が引退後の22年北京大会はメダルなしに終わった。大舞台の結果が強化費の増減に直結する現実も踏まえ、前回出場したメンバーは「メダルを取るための4年間にしよう」と誓い合い、再出発した。

遠征では夜ごとに全員でミーティングを重ね、厳しい意見も飛び交ったという。23年からは健常者で現役トッププロの元木勇希さんがコーチに就任。選手一人ひとりがこれまで以上に考え、競技に向き合うようになった。

成果は着実に表れている。小須田潤太(オープンハウス)は昨年の世界選手権バンクドスラロームで日本勢初の金メダルを獲得。他の選手も結果を積み重ね、男子の背中を追ってきた坂下恵里(三菱オートリース)は、日本女子初のパラリンピック出場を決めた。岡本は「チームとしては過去一番強い」と手応えを口にする。

複数のメダル獲得となれば、この競技では日本勢で初めて。1月のワールドカップ(W杯)で優勝するなど好調の主将、小栗大地(SCSK)は「潤太と僕が確実にメダルを取り、他の選手には一つでも取ってもらう」と宣言した。

【時事通信社】 〔写真説明〕ミラノ・コルティナ冬季パラリンピックに向け練習する(右から)スノーボード日本代表の岡本圭司、坂下恵里、元木勇希コーチ、小須田潤太=2025年12月、静岡県裾野市

2026年03月04日 07時10分


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