
8度目にして初めて実現した。共に大阪府寝屋川市出身で、ご当所での対決。先輩の宇良のしこ名が書かれたタオルが客席にずらりと並ぶのを見て「気合が入った」。豪ノ山の意地がそのまま伝わったような出足だった。
右からかち上げ気味に当たると、「止まらず先に攻めようと思った」と言う。中に入られかけたが、構わず右肘で押し上げて一直線に突進。弓なりになった宇良を豪快に押し倒した。
今場所は引かずに前に攻める相撲が光る。その要因を「部屋で師匠に稽古を見てもらったから」と語る。
西前頭3枚目だった昨年9月の秋場所は1勝14敗と大苦戦。武隈親方(元大関豪栄道)は「はたかれてバタバタ落ちていた」と言い、2月は脚力を鍛えることを徹底的に指導した。「今のままだと、その他大勢の存在のまま。上位に割って入るには、今まで以上に努力を重ねないといけない」。4月に28歳となるまな弟子に活を入れる。
入幕後、1敗で8日目を迎えるのは初めてで、豪ノ山は「体もしっかり動いている」と自信を口にした。声援を背に、地元と師匠へ一回り成長した姿を見せたいところだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕豪ノ山(右)は押し倒しで宇良を破る=14日、エディオンアリーナ大阪
2026年03月14日 20時41分