パラリンピックの1勝は、4年後への宿題になった。パラアイスホッケーで最終戦に臨んだ日本は無得点で敗戦。エースの伊藤は涙を見せ、「ここは自分にとって夢の場所。出場するという夢は終わったが、1勝してメダルに絡むという目標ができた」。5戦全敗で去る舞台を、名残惜しそうに振り返った。
7位決定戦は、1次リーグで敗れたスロバキアとの再戦。相手の攻めを懸命に食い止めたが、最終ピリオドで決勝点を奪われ、力尽きた。
2大会ぶりに出場した日本は、初出場が12人。スポーツ庁などによる選手発掘事業で競技を始めた選手らが代表入りし、平均年齢が40歳以上だった2018年平昌大会とは全く違うチームになった。中北監督は「課題はたくさんあるが明確。明るい未来が来るだろうなと思う」と予想する。
51歳の熊谷は主将としてチームを引っ張り、20歳の伊藤や鵜飼ら若手選手を支えた。「悔しい思いは原動力。彼らは絶対に強くなるので、僕なりにサポートしていきたい」。大きな期待を込めた。
【時事通信社】
2026年03月15日 07時23分
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