竹丸、歴史的デビュー=チェンジアップで阪神手玉に―プロ野球・巨人



六回に降板した後の一塁側ベンチ。どっかりと座った巨人の竹丸に阿部監督が歩み寄ると、優しく肩をたたき、「すごいな」と声を掛けた。開幕戦の重圧にも負けず、6回3安打1失点。新人では1958年の杉浦忠(南海)以来、68年ぶりに開幕投手として白星を手にした。

開幕マウンドの最有力候補だった山崎のコンディション不良もあり、ルーキーながら大役に抜てきされた。これは巨人でも64年ぶりのこと。前年覇者の阪神を東京ドームに迎えた伝統の一戦には、4万2000人超の観客が詰め掛けた。「多少の緊張はあった」と振り返ったが、マウンドさばきは冷静そのものだった。

一回、森下に初安打を許した後に迎えた4番佐藤は左飛に仕留める。先頭に四球を与えた四回には大山の犠飛で1点を取られたが、失点はこれだけ。要所で持ち味のチェンジアップが決まり、強力打線を手玉に取った。

球団としても、新人の開幕投手が勝ったのは初めての快挙。阿部監督の隣で歴史的な記念ボールを手にして撮影に応じ、「めっちゃうれしい」。ポーカーフェースの24歳も、この時ばかりは若者らしく表情を崩した。

【時事通信社】 〔写真説明〕力投する巨人先発の竹丸=27日、東京ドーム

2026年03月27日 22時07分


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