
池山新監督率いるヤクルトが開幕2連勝。昨季最下位で、主砲村上がメジャー移籍で抜けたチームの前評判は低かったが、開幕戦で逆転2ランを放った3年目の伊藤ら積極的な若手の起用が当たって好スタートを切った。
開幕2戦目の3番に、20歳の捕手の鈴木叶を起用した。三回に適時二塁打を放つなど、5打数2安打1打点。試合終了までマスクをかぶった。前日の開幕戦で3番に入ったのは、同じく捕手の古賀。池山監督は「打撃の方でもライバル心を持ってもらえたら」。競争を促すことで、チームに緊張感をもたらしている。
投手がピンチを迎えると、監督自らマウンドに行き、ナインを励ます。「その状況に、素直に口に出しているだけ」と控えめに言ったが、2戦目に先発した山野は「気持ちが楽に、切り替えて投げることができた」と心遣いに感謝した。
長くコーチや2軍監督を務め、若手やチャンスをつかもうとする選手の心理は知り尽くしている。「今は必死に結果を出しながら、1軍にすがりつくというところも彼らの使命。それがヤクルトの成績と順位にも総合的に関わってくると思う」。巻き返しへ、指揮官は確かな手応えを感じている。
【時事通信社】
〔写真説明〕DeNAに勝利し、ナインを迎えるヤクルトの池山監督(中央左)=28日、横浜
2026年03月28日 19時38分