オリックスの九里、チーム救う完封=自己最多の12奪三振―プロ野球



開幕戦で10失点の零封負け。悪夢のような船出となったオリックスを、昨季11勝を挙げた九里が救った。

七回1死からボイトを死球で歩かせた。不穏な空気が漂う中、打席には前日4打点のマッカスカー。フルカウントから粘られたが、最後は内角から鋭く曲げるスライダーをコースに決め、見逃し三振に仕留めた。多彩な変化球を操り、13年目で自己最多の12奪三振。4安打完封で楽天打線に二塁も踏ませなかった。

春季キャンプでは疲労を抱えている状態で投げ抜くことを意識し、序盤から多くの球数を重ねた。打撃投手を務めれば、打者にじっくりと感想を聞いて自分の感覚と照らし合わせた。初登板を前に、しっかり準備を進めてきた右腕に気負いはなく、「過信ではなく自信を持ってマウンドに上がる」と語っていた。

今季の目標は200投球回のクリア。この日は九回の続投を志願し、最後の打者はバットをへし折って遊ゴロに打ち取った。「わがままを聞いてもらえた」。広島から移籍2年目。チームを支える気概にあふれている。

【時事通信社】 〔写真説明〕4回を3人で抑え、叫ぶオリックス先発の九里=28日、京セラドーム 〔写真説明〕楽天に完封勝利し、捕手の若月(左)とハイタッチするオリックスの九里=28日、京セラドーム

2026年03月28日 19時47分


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