
11年ぶりの日本のマウンドだったが、苦い復帰戦となった。オフに楽天に加入した前田健太が、五回途中2失点で黒星。本拠地開幕戦を託された期待に応えられず、「全く駄目」と悔しそうに話した。
一回こそ3人で片付けたが、二回以降は制球に苦しみピンチの連続。三回は同学年の柳田に同点打を許すなど要所で粘れず、五回先頭にこの試合5個目の四球を与えてマウンドを降りた。「自分で走者をためて苦しめてしまった。そこがなければもう少しスムーズに投げられた。悔やまれるところ」と振り返った。
日米通算165勝を誇る右腕は「このチームで(現役を)終えるつもり」と、並々ならぬ覚悟で新天地を選んでいた。ファンの歓声に背中を押されての初登板を終え、「力が入った。これからホームとして戦っていく。心強い」と感謝した。
この日は日米通算2500投球回を達成し、「若い時から体の強さは僕の持ち味」。次戦では先発としての仕事を全うすべく、「イニングを重ねることは大切にしていきたい」と誓った。
【時事通信社】
〔写真説明〕5回途中で降板する楽天先発の前田健太(左から2人目)=31日、楽天モバイル
2026年03月31日 21時28分