
3連敗で迎えた本拠地開幕戦の先発マウンド。日本ハムの3年目左腕細野晴希が、ノーヒットノーランの快挙で連敗を止めた。ファンの大歓声を浴びながら笑顔で場内を一周し、「出来過ぎ。欲張らずに次も投げたい」と爽やかに言った。
今季初登板。一回先頭に四球を与え、「やばいかなと思った」。だが、2番の藤原を追い込んでから変化球で遊ゴロ併殺に仕留め、そこから波に乗った。力のある速球とカットボール、変化球を制球良く投げ続ける。六、八回はいずれも三者連続で三振に仕留めるなど、12三振を奪った。
順調にアウトを重ね、九回2死まできて、最後も内野ゴロかと思ったところで一塁手の清宮幸が失策。走者を出したものの、最後は150キロの速球で藤原を見逃し三振に。ベンチから飛び出した仲間にもみくちゃにされた。
新庄監督は「びっくりしましたね。いいゲームが見られてうれしかった」とご満悦。2023年3月に開業した本拠地エスコンフィールド北海道では初めての快挙達成となった。
先発投手陣は伊藤や有原ら層が厚いが、プロ通算でわずか9試合目だった24歳も埋もれるつもりはない。「たくさんいるが、細野も負けないというところを少しでも見せたい」。静かに闘志を燃やした。
【時事通信社】
〔写真説明〕ノーヒットノーランを達成し、撮影に応じる日本ハムの細野(左)。右は清宮幸=31日、エスコンF
2026年03月31日 23時23分