
勢いのあるチームは、どこからでも一発が飛び出す。首位を走るヤクルトの7番赤羽が、2ランを放った。「ホームランになってよかった」。価値ある今季1号に、ベンチへ戻ると仲間から手荒い祝福を受けた。
意地を乗せた一振りだった。1―1の四回1死二塁。甘く浮いたスライダーを逃さず、ライナーで左翼席へ突き刺した。第1打席では好機で併殺打に倒れただけに、「得点圏で抑えられてしまったので、何とかやり返そうと思った」と喜んだ。
高いレベルで内外野ともこなす25歳。そんな万能性を強みに、昨季は自己最多の103試合に出場した。「ユーティリティープレーヤーはチームに必要な存在だと思うが、レギュラーとして試合に出たい」。今季に懸ける思いは強い。
中日先発の柳は、3日に完封負けを喫した相手。試合前に池山監督が「やられたら、やり返さないと」と話していた通り、リズムを狂わせる役割を担った。試合前までの打率は3割超えで、二塁守備では六回のピンチで二ゴロ併殺を完成させた。攻守で際立つ存在を目指す。
【時事通信社】
〔写真説明〕4回、勝ち越しの2点本塁打を放つヤクルトの赤羽=24日、バンテリンドーム
2026年04月24日 20時19分